苦手な人とのコミュニケーションを避けない!と決めた話

こんにちは!

アナウンサーの確かな技術で、
あなたの想いを伝えるお手伝い。
話し方コンサルタントの島田枝里です。

今回のテーマは、

『苦手なコミュニケーションを避けない』

です。

日頃のレッスンでコミュニケーションについて
あれこれアドバイスさせて
いただいているにも関わらず、

私の身にも、つい最近
苦手を自覚する出来事がありましたので、
お話しますね。

というのも、

先日、会話がうまく噛み合わず、
お互いになんとなく距離を感じてしまう、
ちょっと辛い思いをしたのです。

その相手は、私と同い年の男性。

仕事先でたまたまお会いし、
挨拶を交わして
あれこれお話してみると、

驚くほど自分をしっかり、
というより
ガッチリ、ガッツリ持っていて、
自信に溢れていることが分かりました。

こういうタイプの人と接する時には
いつも気を付けていることがあります。

それは・・・

===============
・相手に同調して
・相手を上手に持ち上げながら
・聞き役に回る
===============

時には反論や
意見を言いたくなるものですが、

それは基本、しっかりと
お互い信頼関係が出来上がってからの話です。

ですが、
同い年で
共通する話題が多かったこともあって、

私はつい、
いつものような感覚で言葉を返し、
話の中に次の会話につながるワードを入れ、
相手がそれに反応して
質問してくるのを待ちました。

が、相手は
ひたすら自分の話を続け、
こちらの投げかけはスルー。

私はなんだかさびしく、
つまらなくなってしまったのです。

単純なことですね。

つまらなかったのは、
スルーされたからです。
思う会話の展開に持ち込めないからです。

ですが、
相手からしたらどうだったのでしょう?

恐らく、
あれこれストレートな物言いをする私は、
相手に対して失礼なことでも
平気で言う人と映ったことでしょう。


今後、その人が
仕事相手になるかはわかりません。

なので、無理に
いい関係を作らなくてはと
焦る気持ちはなかったのですが、
なんだか釈然としないのですね。

そんな気持ちのまま数日経ち、
ふと思ったのが今日のタイトルです。

このまま避けて通ることもできます。
^^^^^^^^^^^^^^^^^
が、それでいいのかな?
^^^^^^^^^^^

このような出会いや経験は、
話し方をお教えする私にとって、
何か意味はないか?

考えてみると、
簡単な言い方をすれば、
相手はプライドの高い人。

そのプライドを見せつけられて、
その人の武勇伝を聞かされて
気付いたことは、

・私にも
 「自分のことを聞いてほしい!」
 気持ちがあり、

同時に、

・少なからずプライドもあるということ 笑

だから、
相手の話を聞くに徹することができず、
つい張り合ってしまった自分がいました。

語気がつい強くなった可能性もあります。

無理に仲良くしよう!とは思いませんが、
自分とは合わないなと感じるタイプの人と
上手にコミュニケーションを
取れるようになれば、
自分自身の幅が広がりますよね。

私は、その人を避けないことにしました。

こういうタイプの人の気持ちが
もっと分かるようになり、
慎重に言葉選びができるようになろう!

必要以上に近づきはしませんが、
いい距離感を保ちながら、
相手に気持ちよく話してもらったり
仕事してもらえるように。

一つ目標が出来ました。

いくつになって経験は糧になりますね(^^)

今日は、私の失敗談から
気付いたことを書きました。

あなたが
コミュニケーションを取るのが
苦手なタイプの人と出会ったときの
気の持ち様として
参考になれば嬉しいです。

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