会話術

訪問販売の上手な断り方:暮らしに役立つ話し方

訪問販売の上手な断り方

 こんにちは!

 アナウンサーの確かな技術で、
 あなたの想いを伝えるお手伝い。

 話し方コンサルタントの島田枝里です。

 皆さんは日中、
 職場にいることが多いですか?

 それともご自宅?
 

 私は、
 放送の仕事や紅茶教室以外は
 だいたい家で仕事しているのですが、

 そうなると、
 日中玄関のチャイムがなるのは、

 訪問販売、何かの集会のお誘い、
 宗教の勧誘などなど・・・

 仕事以外のことがほとんど!!

 集中して仕事しているときに限って
 なぜかやってくるのですよね(^^;

 こんなときは、
 ついイラッとしがちですが、

 お断りするにしても、
 イライラしたり失礼な対応をすると、

 その後、自分の気持ちが晴れない!
 かえって
 イライラが増幅してしまうのですよね。
 (逆恨みも怖いですし・・・)

 そこに気付いてからは、
 断り方を考えるようになりました。

 今日は、実際に私がやっている対応を
 書いてみますね!

 
 ==宗教関連の上手な断り方====

 ◆訪問者)
   「聖書について勉強しています。
   暮らしや子育て、人生について
   参考になりますので、
   冊子をポストに入れてもよろしいでしょうか?」

 ◇私)
   お陰様で私は必要ないんです。
   どうぞ本当に必要な方に差し上げてください
      ^^^^^^^^^^^^^^^^^^
   申し訳ありません。

 <ポイント!>

 ・きっちり断る。
 
  「いいです。」や「結構です。」は
  いいですね!や結構なお品ですね!とも
  受け取れる言い方なので、使いません。

  さらに、要らない ではなく、
  必要ないと答えます。

  要らない よりも、
  そもそも子育てそのほかの
  悩みがないから要らないのだという
  ニュアンスが出せるからです。

 ・その上で、
  「本当に困っている人を
   救ってくださいね
」というニュアンスで断ると、
  「そうですね~」と同意される方が多いです。

 ・こちらが不快に思っていても、
  「申し訳ありません。」と丁寧に断ると、
  相手も、
  「こちらこそお忙しいところ失礼しました。」と
  むしろ感じよく引いてくださいます。

  お互いに不快感なし!な断り方です。

 
==訪問販売の上手な断り方====

 ◇私)
  「申し訳ありませんが、
  うちは必要ありません。」

 ◆訪問者)
  「新しいサービス(商品)ですので、
   説明だけでもお聞きになりませんか?」

 ◇私)
  「購入することはありませんので、
   せっかくご説明いただいても
   お互いに時間の無駄になってしまうかなと(^^)
   ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
   申し訳ありませんが失礼いたします。」

 ◆訪問者)
   「わかりました。お邪魔しました。」

 <ポイント!>
 ・「お互いに時間の無駄になってしまう」
  という言葉は、とても効果的です。

  ノルマを達成したい販売員さんからしたら、
  買う気がない相手に時間を取られるより、
  見込みのある人を見つけて
  セールスしたいはずですよね。

  また、こちらから断ってはいるけれど、
  「お互いに」と言うことで
  販売員さんへの思いやりも含める
  ことができるので、
  ほとんどの人が
  トーンダウンし、サッと引かれます。

  これも、
  お互いのストレスを最小限にできる
  断り方です。

  もしも、さらに相手が食い下がって
  話を続けようとしたら、

  こちらはきちんと理由まで述べて
  お断りしているのですから、
  「失礼します~(^^)」と
  臆することなくインターホンを切ります。

  ほんの一例ですが、
  参考になればうれしいです^^

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苦手な人とのコミュニケーションを避けない!と決めた話

こんにちは!

アナウンサーの確かな技術で、
あなたの想いを伝えるお手伝い。
話し方コンサルタントの島田枝里です。

今回のテーマは、

『苦手なコミュニケーションを避けない』

です。

日頃のレッスンでコミュニケーションについて
あれこれアドバイスさせて
いただいているにも関わらず、

私の身にも、つい最近
苦手を自覚する出来事がありましたので、
お話しますね。

というのも、

先日、会話がうまく噛み合わず、
お互いになんとなく距離を感じてしまう、
ちょっと辛い思いをしたのです。

その相手は、私と同い年の男性。

仕事先でたまたまお会いし、
挨拶を交わして
あれこれお話してみると、

驚くほど自分をしっかり、
というより
ガッチリ、ガッツリ持っていて、
自信に溢れていることが分かりました。

こういうタイプの人と接する時には
いつも気を付けていることがあります。

それは・・・

===============
・相手に同調して
・相手を上手に持ち上げながら
・聞き役に回る
===============

時には反論や
意見を言いたくなるものですが、

それは基本、しっかりと
お互い信頼関係が出来上がってからの話です。

ですが、
同い年で
共通する話題が多かったこともあって、

私はつい、
いつものような感覚で言葉を返し、
話の中に次の会話につながるワードを入れ、
相手がそれに反応して
質問してくるのを待ちました。

が、相手は
ひたすら自分の話を続け、
こちらの投げかけはスルー。

私はなんだかさびしく、
つまらなくなってしまったのです。

単純なことですね。

つまらなかったのは、
スルーされたからです。
思う会話の展開に持ち込めないからです。

ですが、
相手からしたらどうだったのでしょう?

恐らく、
あれこれストレートな物言いをする私は、
相手に対して失礼なことでも
平気で言う人と映ったことでしょう。


今後、その人が
仕事相手になるかはわかりません。

なので、無理に
いい関係を作らなくてはと
焦る気持ちはなかったのですが、
なんだか釈然としないのですね。

そんな気持ちのまま数日経ち、
ふと思ったのが今日のタイトルです。

このまま避けて通ることもできます。
^^^^^^^^^^^^^^^^^
が、それでいいのかな?
^^^^^^^^^^^

このような出会いや経験は、
話し方をお教えする私にとって、
何か意味はないか?

考えてみると、
簡単な言い方をすれば、
相手はプライドの高い人。

そのプライドを見せつけられて、
その人の武勇伝を聞かされて
気付いたことは、

・私にも
 「自分のことを聞いてほしい!」
 気持ちがあり、

同時に、

・少なからずプライドもあるということ 笑

だから、
相手の話を聞くに徹することができず、
つい張り合ってしまった自分がいました。

語気がつい強くなった可能性もあります。

無理に仲良くしよう!とは思いませんが、
自分とは合わないなと感じるタイプの人と
上手にコミュニケーションを
取れるようになれば、
自分自身の幅が広がりますよね。

私は、その人を避けないことにしました。

こういうタイプの人の気持ちが
もっと分かるようになり、
慎重に言葉選びができるようになろう!

必要以上に近づきはしませんが、
いい距離感を保ちながら、
相手に気持ちよく話してもらったり
仕事してもらえるように。

一つ目標が出来ました。

いくつになって経験は糧になりますね(^^)

今日は、私の失敗談から
気付いたことを書きました。

あなたが
コミュニケーションを取るのが
苦手なタイプの人と出会ったときの
気の持ち様として
参考になれば嬉しいです。

輪に引き入れるための会話術3

出身地は?

こんにちは!

アナウンサーの確かな技術で、
あなたの想いを伝えるお手伝い。
話し方コンサルタントの島田枝里です。

輪に引き入れるための会話術の3回目。

今日は、
初対面でも話題に困らない!

焦ったときの
突破ワードをご紹介します。

あれこれ思い返しても、
このワードから
話が全く広がらなかった経験は・・・

記憶にある限り、
一度もありません!

ではさっそく
お話を進めてまいりましょう(^o^)/


共通の話題で和ませる!

でも、どうやって?

前回のお話では、
年齢は離れていても、
同じ学校出身という共通点から
話題を見つけることに
成功しました。

では、思いつく
共通点が全くない場合は?

一番のおすすめが、こちらです!

出身地の話題

例えば、
・仕事で初対面の人と会話するとき
・食事会や飲み会の席で
 初対面の人がいる場合
・決して初対面ではないけれど
相手のことをよく知らないとき

などなど。
出身地の話題は役立ちます。

今お住いの場所の話題でも
構わないのですが、
なぜか、出身地の方が
話が盛り上がるのです。

これってなぜなのでしょう?

考えてみるに、
出身地となると
エリアが全国に広がるため、

例えその都道府県、市区町村に
あまりなじみがなかったとしても、

・一度ぐらいは旅行で行ったことがある。
・行ったことはなくても、
 名産品をお土産にもらったことがある。
・TVや雑誌、ネットなどで
 旅行や名所の情報を見たことがある。
・ニュースや情報番組で見聞きした場所だ。

といった具合に、
よく知らない場所だとしても、
話のきっかけを振れるぐらいの
何かしらの知識を持っていることが
多いからです。

よく知らないなりに、
相手の返答に合わせて
言葉を返しやすく、
会話が続くのです。

さらには、
もし相手の方の出身地が、

・自分と同郷だった!
・学生時代に一人暮らしした
 思い出の場所だった!
・家族や友人、知人が
一時暮らしていたことがある

などの身近な共通点があれば、
一気に親近感がわくのですよね。

相手との心の距離が
縮まるのを感じられますし、
印象にも残り、

特に仕事上の出会いなら、
また次につながる
ご縁となるかもしれません。

出身地の話題から発展して、

今の仕事や住んでいるところ、
仕事内容から
今なぜここに暮らしているのか
など、
ほぼ話題は尽きなくなるのです。

いかがでしたか?

きっと振り返ってみれば、
あなたにも、
初対面なのに
同郷ネタで盛り上がった経験、
あるのではないでしょうか?

学校の話題、
流行っていた美味しい店、食べ物、
方言、
ローカルTVやCMの話題・・・

思い出すだけでも止まらなくなりますよね(笑)。

それを会話にすればいいのです。

困ったときに、
ぜひ出身地ネタ、
お試しくださいね!

==================================

◎お試しレッスン、受けてみませんか?
 詳細はこちらをご覧ください。
お試しレッスン (e874.jp)

輪に引き入れるための会話術2

輪に引き入れる会話術

こんにちは!

アナウンサーの確かな技術で、
あなたの想いを伝えるお手伝い。
話し方コンサルタントの島田枝里です。

前回は、
楽しいはずの同窓会なのに、
「帰る。」と頑なにおっしゃる男性を、
なんとか引き止めなくては!と
思ったところまでお話しました。

☆彡前回の記事はこちら

さて、あなたなら
こういった場面に遭遇したとき、
どんな会話をしたでしょう?

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輪に引き入れるための会話術1

こんにちは!

アナウンサーの確かな技術で、
あなたの想いを伝えるお手伝い。

話し方コンサルタントの島田枝里です。

突然ですが、
皆さんは、
話の輪の中に入っていくのは得意ですか?

それとも苦手ですか?

ある時、
話の輪に入ることが苦手で
居場所がなさそうにしている方
に、

(偶然のラッキーにも助けられたのですが)

最後には、
「来てよかったよ!」と、
ニコニコ笑顔になっていただけた

という出来事がありました。

今日はそのお話をいたします。

相手に輪に入っていただきたいとき。
そして、自分が輪に入りたいとき。

どちらにも使えるお話の
1回目です。

それでは、始めましょう!

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