2018年 3月 の投稿一覧

説明が苦手な人の共通点

説明が苦手な人の共通点

去年の秋ごろから、

私が主宰している紅茶教室
『ティーアトリエ Silver Tips』では、

当教室の講師として活躍することを目指して、
3名の方たちが
一所懸命学んでくださっています(^^)

 

今日は紅茶教室のお話・・・のようですが、
「伝える」という点
こちらのブログを読んでくださる皆さんにも
知っていただけたらと思うお話がありましたので、
書かせていただきますね。

 

通ってくださる3人の皆さんは、
紅茶に興味があり、
通ううちにその魅力の虜になって、

自分でも上手に淹れられ、
人をもてなしてあげたい!
癒してあげたいという志を持った方たちです。

やる気も意欲もとても高い皆さん。

ただ紅茶は、極めようとすると、
産地のこと、
紅茶そのもののこと、
歴史、
しつらえ、
食器の知識
マナーなど、

山ほど学ぶことがあるため、

一通り修了したから講師認定!とはなりません。

また、講師になるということは、
紅茶のことを全くしらない人にも分かるように
説明ができる必要があります。

そのため、
通常のレッスン内容に加えて、

1 自分が正確に理解すること
(とかく自己流に解釈しがちなのです。)

2 技術的にも申し分ないレベルになること

そして、

3 流れ、目の前の動きに合わせながら
  きちんと要点が伝わるように説明すること

これらを重点的に練習しています。

なのですが、
特に皆さん3つ目で、
かなり苦戦を強いられているのですね。

もちろん、基本的なレベルの知識は
頭に入っておられます。

淹れ方も、回数を重ねるごとに確実にうまくなり、
徐々に紅茶の持ち味を引き出せるように
なってきました(拍手!)

これは毎回、目を見張るほど上達していくので
とても素晴らしいことなのですが、

どうも難関なのが、説明を加えていくこと。

ここで皆さん、あたふたアタフタ。

なにやら挙動不審で!?
説明も途中で混乱してしまい、
まだまだ頼りになる先生になるには
道のりが遠そうです。

そんな様子を見守っているうちに、

もちろん三人三様の課題はあるにせよ、
説明がうまくいかない点においては、
共通点があることに気付きました。

これは恐らく、
人に何かを説明することが苦手な人
全員に共通することなのではないでしょうか。

それが何かというと。

自分目線で、
自分の都合でしゃべってしまう

ということです。

これがよくないことなのは、
こうして改めて文字にすると
皆さんにもすぐに分かると思うのですが、

難しいのは、

説明をしている当の本人が、
自分の話が自分の都合で展開されていることに
気付いていないことにあります。

レッスン中の3人の例で言いますと、

紅茶を何も知らない人に説明してもらう
という前提でトライしてもらっているのに、

余裕がないのも相まって、
自分の段取りを追うことに精いっぱいになり、
その手順をそのまま口に出して言ってしまうことが
頻繁に起こります。

それが、説明 になっていればいいのですが、
残念ながら、
ご自分のための 確認 になってしまっているのですね。

こういうときは大抵声が小さく、
極端に言ってしまうと、厳しい言い方ですが、まるで独り言のようです。

 

また、どういう順番で話すと分かりやすいのか
というところまで気が回らないため、

例えば、
唐突に専門用語が出てきても、そのフォローがない。
肝心なところで説明がないため、
今目の前でなぜこれが展開しているのかがわからない。

このようなことが起こります。

その都度、生徒になりきった私が
素朴な疑問の形で質問しながら
頑張って最後までやりきってもらっていますが、
終わると、皆さん、結構消耗していらっしゃいます。

確かに。
緊張もしますし、疲れますよね。

なのですが、本来、
人に伝えるために説明することは、
自分のペースではなく、
聞いてくださる相手の理解のペースに合わせるものなので、
話し手は、ある意味疲れて当たり前なのです。

初めてその話を聞く人に説明をするとき、

聞いてくださる人の、
理解や驚き、考える時間、
そういったものに寄り添って、
話を進めていくのが

分かりやすい説明につながるコツです。

 

つまり、相手の思考やリアクションに
その都度当てはまるタイミングで、
こちらは言葉を発していきます。

へーっ!と驚きがありそうな話のときは、
「驚きますよね!」
「意外なお話ですが、これ、本当なのですよ!」
など、
驚きを肯定する言葉を発すると、
聞いている人も乗ってきて集中してくれます。

いきなり難しい言葉を出しても
聞く人がついてこれないのは当然のことなので、

目の前の物事の説明をし、それから
「このことについて、専門用語で〇〇〇と言います。」
と加えると、言葉の意味が分かりやすいですね。

少し理解しずらい話のときは、
相手の反応を見ながら少し間を取り、
理解していただけるのを待つぐらいの余裕が欲しいものです。

もちろん、その為の言葉選びなども必要なのですが、
それ以前に、

 自分のペースで話さないこと
 相手の理解のペースに合わせること

これがとても大事です。

知識を頭に入れたら、
次はそれを、
聞く人の理解に合わせて組み立てなおしてみましょう。

そうすれば、
説明 が 確認 になってしまうことは防げるはずです。

 

私の3人の生徒さんは、夢に向かって懸命に練習中です!
 

紅茶を美味しく淹れる技術はもちろん、
楽しいトークと為になる知識で、
素晴らしい紅茶レッスンをしてくださる日が
少しでも早くやってくることを祈っています♪

こんなところにも話す技術が生きてくる時代なのですよね。

トーク力、説明力。

皆さんもぜひ身に付けていただければと思います。

 

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話し方レッスンに来てくださる方たちとは、
発声や活舌、技術的なことよりもっと時間をかけて、
これまでの経験をじっくりお聞きすることにしています。

私が、生徒さんの話を聞くことに時間を割く理由。

それは、
人前で話す場面での心の持ち様に
問題を抱えている人が、とても多いからです。

「人前で話すことがとにかくいやだ。」

そうおっしゃる方の多くは、
過去に、冷や汗をかくほどの失敗や
焦りを経験していらっしゃいます。

だからあんな思いは二度としたくない、
だから、人前で話す機会は、可能な限り避けてきた。

そう話してくださる方がほとんどです。

それでも、いよいよ避けて通れなくなったから
レッスンを受けてみよう!

そう一歩を踏み出された皆さん。

それだけでも勇気がいったでしょうし、
どうしようもない不安に押しつぶされそうで
救いを求めてこられるその表情は、
なんとも自信なさそうに見受けられます。

 

誰しも思い出したくない、
ストレスのかかる失敗はあるでしょう。

レッスンで詳しくお話を伺うとき、
私は、生徒さんに
失敗した瞬間や冷や汗が出た場面も教えていただきますが、

そこだけでなく、

その場にいた人たちの反応がどうだったのか
そして、自分は、冷や汗をかきながらも
やり切ったのかどうかをお聞きしています。

すると、ほぼ全員が、

なんとかその場は乗り切りましたけど・・・
特に誰から何を言われた訳ではありませんけど・・・

とおっしゃいます。

なら、、、

大丈夫じゃないですか!問題ないですよ!!

と私は答えます(^^)

けど・・・の後は、
いやな思いをしました。とか、もう二度とやりたくないです。
などと続くわけですが、

けど・・・の後に注意が行ってしまって、
皆さん肝心な事実が見えていません。

確かに失敗はした。冷や汗もたくさんかきました。

ですが、なんとか乗り切ったのでしょ?
誰にも責められていないのでしょ?

そこにもっとフォーカスしましょうよ(^o^)/

ミスしてしまったことは事実だとしても、
なんとか乗り切ったことも、また事実。

誰からも責められていないのなら、
何にも問題はなかった!
そう思えばいいのです。

となると、

同じ出来事であっても
それは失敗の経験ではなく、
失敗を乗り越えた成功体験になるのですよ!

確かに、
上手にこなすことはできなかった。

でも、乗り切れた。

そこをもっと評価して、
自分を認めてあげるべきです。

同じことが起こっても、
その事実をどの角度から見て、どう評価するのか。

それによって、
捉え方が正反対になります。

乗り切ったのなら、それは成功!
次にもっとよくなるよう、
これから努力していきましょう(^^♪

 

あなたの苦い経験を
記憶の中でポジティブに書き換えられるのは、
あなた自身にしかできない作業です。

一つずつ書き換えていってくださいね。

 

 

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