前回の投稿に続き、司会のコツを
実際の会場のお写真とともにアップしますね。
今回も、ある日の私の目線です。
この日はホールで
ある音楽コンクールの司会でした。
マイクチェック直前の会場をパチリ。
この写真ではマイクはスタンドに収まっていますが、
今回も、音響チェック前にハンドに変更しています。
(詳しくは前回の投稿をご覧くださいね。)
演奏中は袖に下がりますし、
それ以外にも動くことがあるため、
ハンドの方がやりやすいのです。
2枚めは、同じ場所からステージを見た様子。
これは何をしているのかというと、
自分の立ち位置から
ほぼステージ全体が見渡せるかどうかを
確認しているのです。
これも、必ず事前にやることの一つ。
ステージでは、
段取り通りにいかないことや、
ハプニング、
聞いていた話と違うこともよくあるのですね
それを、観客の皆さんにさとられず
スムーズに進めるには、
司会者の視界が良好なのも、
ものすごく大切なこと。
予定通りに進まなかったとき、
どうやって視界進行するのかというと、
最終的には
目の前で起こっていることに合わせて
話していくことになります。
もちろん、
間違った動きをされた場合は
言葉やジェスチャーで
正しく誘導することもします。
が!
特別な緊張感の中では、
誘導が目や耳に入らない方もいらっしゃいます。
そうなったら、
その方の動きに合わせて
言葉をつなぎつつ、
進めるなり、次で軌道修正するなりします。
そのことによって
進行自体の変更などが出た場合は、
舞台監督さんから直接指示が来るので
それに従って進めます。
私の位置は本当の端っこですが(^^;
そこからでもステージが見渡せることは大事。
やりにくい位置に司会台があるときは、
可能な範囲で調整していただき、
不安要素がないようにして本番を迎えるようにするといいですよ!