【受講生の声】『話すことへの自信をつけてもらいました』話し方コースレッスン 石川県金沢市Yさん

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受講生の声

当初は、「ナヨナヨとしていて、話したことがなかなか相手に伝わらず、聞き返されることも多い」というご相談でした。話を伺ってみると、声が小さいこと、自分に自信がなく、必要以上に相手に気を遣っていること、何も悪くないのに先に「すみません」と謝ってしまう癖があるなど、様々な問題点が見えてきました。レッスンを受講してどう変わられたのか、お聞きしました。
Yさん 50代 女性 福祉関係 (石川県金沢市)

「声を出してね。」4年経っても言われ続け疲弊していました

島田:受講のきっかけを教えていただけますか?

Yさん:最初に問い合わせたときは、これまでと違う業界の新しい職場に転職して4年も過ぎていたのに、先輩に「声を出してね」と言われていました。チームワークで働く職場なので、声を掛け合うことが必要なのでが、私は普段から焦りがちで、自分の目の前のことに集中してしまい、周りが見えなくなる傾向にありました。自分では声を出しているつもりでしたし、4年目になっても同じことを言われていることに我ながら疲弊していました。

また、前々から話すことは得意ではなく、友人との会話でも多くは聞く側にいたので、自ら声を出して発信することも苦手でした。

そのような中、話し方教室という項目がネット検索でヒットし、島田先生の熱い思いが詰まった文章を読むうちに『私はこれで声が出るようになるかもしれない』と、とりあえず話だけ聞いてみようと思い立ちました。

話し方が上手になるプロセスを丁寧に説明していただけました


島田:最初のお問い合わせでは、「ナヨナヨとしていて話したことがなかなか相手に伝わらず、聞き返されることも多く、明るくハキハキした話し方になりたい。」と書かれていました。お試しレッスンでは状況を詳しくお聞きして、アドバイスをさせていただきましたが、いかがでしたか?

Yさん:「話し方が上手になる」という大きな目標にむけて何をどうしたらいいかわからない私に、どのように一歩ずつ近づけていくかを丁寧に説明していただけました。聞いていると、話し方というものは技術や練習だけでなく、本人の生い立ちや考え方など根本的なところからアプローチしていくことで、話すことに自信を持てるようになることがわかったんですね。これなら苦手意識もなくなるかもしれないと思えました。

島田:「私、出来るようになりますか?」と少し不安げな表情でありながらも、「何とかしたいんです。」と強くおっしゃっていたのが印象的でした。声が小さくナヨナヨしているという面を見るとマイナスかもしれませんが、とてもきれいな優しいお声でしたので、それを生かして磨けば、きっとYさんらしさがありつつも、よく通る、伝わる声になると私は確信しました。ですので、本レッスンに進んでいただけてよかったですし、私も一緒に走ろう!と気持ちがぐっと高まりました。

話すことへの自信を付けてもらいました


島田:その後レッスンを受けられて、どんなご感想をお持ちですか?

Yさん:実際にレッスンが始まり、これまでの環境や心に残っている会話など、先生とともに一通り見つめ直して、自分はどうして声が出ないのか、どうして話すことが苦手なのかを理解することができました。それとともに、技術的なことも多数教わりながら毎日の発声練習方法や相手に届ける声について学ぶことができました。とにかく知らなかったことばかりで驚きがたくさんあったんですよね。

一番嬉しかったことは、先生に話すことへの自信をつけてもらったことです。

これまでは、話すことが苦手という先入観がありましたし、相手は、”自分の話を聞いてもきっとつまらないんだろうな”と思っていましたが、先生と話したり教えてもらったりしながら考え方を変え、話すことの大切さを学ぶことができとても感謝しています。

島田:ありがとうございます!自信が持てないと、いくら技術を身に付けても、肝心の場面で怖気づいてしまって、やっぱり無理だ、いやだと萎縮してしまうことがあるんですよね。なので、自信を持つことはとても大事なのです。自分を否定しない、認めてあげられる程度の自信で構いません。

私は、いつでもYさんのお話、本当にとても面白かったですっし、楽しかったですよ!毎回二人で爆笑しながらのレッスンでしたしね。ということは、Yさん、やっぱり面白い方なのですよ(笑)。つまらなかったことなんて、一度もありませんよ。

Yさん:(笑)いつもそうおっしゃっていただくので、話してみよう!という勇気が持てるようになりました。

悪くないのに「すみません」その癖はどうなった?


島田:そういえば、自分が悪い訳ではないのに、つい「すみません」と言ってしまう癖は、その後どうなりましたか?

Yさん:なんですぐに「すみません」と言っていたのか考えてみたんですが、先生に指摘されるまでは全く無意識で。自分がミスしたときに言うのは普通のことだと思いますが、そうでないときでも、何か言う前に言ったり、相手に何か言われると思ったら先に「すみません」と言ってしまったり。これまでは、自信がなくて自己肯定感が低い上に、謝ることで相手と話すことから逃げていたのではないかと思います。「すみません」の代わりに「コミュニケーションをとる」ことを選択するようになれたことはとても大きいことでした。

島田:そうですね!これからも、優しいお声と雰囲気を大事にしながらも、伝える意識を忘れずにお仕事していただきたいなと思います。

Yさん:確かに職場でも、「声が出るようになったね!」と言われるようになり、周りからの評価が変わってきたように感じます。これからは先生に教えていただいた話すことへの意識を忘れずに、職場でも生活でも生かしていけるよう、自分の考えや思いを相手や周囲に届けるようにしていきたいです。たとえ話した内容にミスがあったり、声が届かなかったりした場合でも、そのミスを修正するように再度話をしたり、声を出し直したりするようにできることが目標です。また、笑顔で話す『笑声』を出して周囲をなごやかにしていきたいです。

島田:さらに経験を経験値に変えて自信を持たれると、その辺りも自然にできるようになりますよ。この先が楽しみですね。

これから受講しようかと迷っている方に、何かありましたらお願いします。

Yさん先生は話し方について、どうして私がそう思っているのかという観点から丁寧に掘り起こして考えてくださいました。そのおかげで自分でも気付いていなかった根本的な問題を把握し、話し方の技術を教わり練習を進めることができました。また、日々の会話で起きた疑問もLINEで回答をもらえたり、レッスン生に向けた動画配信もあって活用できました。動画では話し方が苦手な人にはとても重要なことをピンポイントで説明してあります。それはいつでも見れるようになっていてとても参考になりました。

はじめは話し方を学ぶために費用を捻出することはなかなか勇気がいりましたが、レッスンを終えた今では受講して本当によかったと思っています。話し方に自信がない方にはぜひお勧めしたいです。

島田:これからも頑張ってくださいね。ありがとうございました!



島田よりひとこと
自分自身も、こんな仕事をしていながら長年自己否定が強く、自信が持てずにいました。ですが、およそ30年も話す仕事が途切れずに頂けていることに目を向けることで、少しずつ自己否定がなくなりました。自己否定が強いうちは、何をしていても辛いですよね。そんなお気持ちに寄り添いながらレッスンしたいと思っています。持っている声、能力を生かすレッスンを心がけています。

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