◆事務職でありながら、お仕事の関係上、定期的に業務の目標発表会でのプレゼンが必要だったKさん。普段は自分に自信がないタイプではないのに、いざ皆さんの前で報告となると思うように話せず、自分が嫌になってしまっていました。レッスンを受講してどう変れたのかをお聞きしました。(40代派遣社員 女性)
プレゼンが、とにかく恥ずかしかった
島田:とても明るい表情で、いつもおしゃれな雰囲気をまとっているKさんは、一見人前で話すことが苦手なようには見えませんが、実はそうではなかったのですよね?
Kさん:そうです。元々私はみんなと話すことが好きで、自己否定もそんなにない方です。ところが、仕事で話す時がもうダメで、何を言っているのか分からなくなって、「緊張してたね。」と言われたこともありました。とにかく、普段は明るいキャラクターなのにこういう時は全然ダメなのが恥ずかしくて恥ずかしくて。それで話し方を習おうと思いました。
島田:なんでも、プレゼンをうまくやろうと思って、きちんと練習もしてから望んでいたそうで。
Kさん:自分なりに、原稿を用意して、読む練習もして本番をやっても、やっぱり毎回うまく行かないんです。なんでこんな風になるんだろうと自分でも分からなくて、話せない自分が本当に嫌でした。
島田:そこで本レッスンで、プレゼンを前提とした話す練習をしましたね。発声や滑舌の基本から、少しずつステップアップして。
Kさん:意外だったのは、まず、自分の幼少期がどうたったかをヒアリングされたことでした。どんな子供で、周りから話すことやそれ以外でも、どんな言葉がけがあったかとか、そんなことも今の自分の話し方に影響しているのかと驚きました。発声方法も、自分が思っていたことと違っていて、聞いている人のことを考えて話せていなかったことに気付きました。
アドリブまで言えました!
島田:実際練習してみて、成果はいかがでしたか?
Kさん:受講後にあった発表は、緊張はありましたが上司に褒めてもらえて、自分でもアドリブまで言えて!半年で変われたことを実感できました。
また、夫の転勤で職場を離れることになったのですが、その送別の挨拶も先に考えて練習しておいたので、今までで一番上手に言えたという自信があります。
島田:よかったですね!まずアドリブは、周囲が見えていないと出来ないですからね。それだけ余裕を持てたということで、本当に素晴らしいです。目標発表の中に、「話し方教室へ行って、うまく話せるようになる」ことも含めてパワーポイントにまとめてくださっていました。私も、成果が出ますように!と、責任感をより強く持ったのを覚えています。挨拶もうまくいって、安心しました。
今後、レッスンを受けてみようか検討中の方に、もし何かアドバイスがあれば教えてください。
Kさん:ぜひ、自分を変えたいと思っている方には、レッスンを受けてもらいたいです。自分の知らない自分に、きっと出会えるはずです!
島田:ありがとうございます。これからも色々な場面でレッスン内容を応用して、ブラッシュアップしていってくださいね。
Kさん:はい。”相手ファースト”でお話したいと思います。ありがとうございました。
島田よりひとこと
今回はプレゼンがうまくいくことに特化してレッスンをいたしました。差支えのない範囲でパワーポイントも見せていただき、直感的に分かりやすい文字の配置などを、話し手・伝え手の立場からアドバイスいたしました。つまり、伝える内容の整理がどれだけ出来ているか、それを文章化できているか、さらに、それを分かりやすく話せるかといった要素が含まれます。見やすく、分かりやすい文章は、時間制限があるプレゼンではとても大切になってきますし、本番で上がってしまっても、目が泳がずに冷静に資料や原稿を見て、話していくために必須です。Kさんの場合はその辺りと、人前で話すとは、誰のために話すのかを冷静に見つめていただきました。成果が出て、私もほっとしました。今後も堂々と話していってほしいです。