つい先日の話し方レッスンで
キーになったのは、
「笑顔」でした。
自然に幸せや楽しい気持ちが伝播していくような
そんな笑顔は、とても魅力的ですよね。
どんなに頑なな人でも、
純粋な笑顔に接したら、
思わずニコッとしてしまう。
そんな場面があるもの。
- 今日お会いできたこと。
- 今から一緒にお仕事させていただけること。
- これから何が起こるか分からない緊張感。
でもそれは、怖さだけではなくて、ワクワクもいっぱいなはず!
そんな期待と感謝を込めての笑顔は、
ときに、気難しいと評判の人をも
ニコニコにさせてしまう、魔法のツールです。
そうはいっても、
「顔が引きつって、出来ません!」
という方も多いもの^^
心に、
感謝、幸せといった
自分にとっても相手にとっても
プラスに働く気持ちを抱いてみると、
自然に表情がやわらかくなっていきますよ。
仕事でお会いする方たちの気持ちをほぐすには、
そんな素直な笑顔が一番です。
という話を生徒さんたちとしていて、
ふと思い出したのが、
私が笑顔というものを初めて意識した
きっかけの言葉でした。
それは、
「おいしいものを食べるとき、
誰も怒った顔をする人はいない。」
大学生のとき、
家族旅行で訪れた、長野県内の
あるレストランで見かけた言葉です。
それがどうした?と思われる方も
いらっしゃるかもしれませんが(^^;
当時の私にとっては、
考えてもみなかったことでした。
とびきり美味しいものをほおばりながら、
怒り続けられる人、いるでしょうか?
さっきまで大ゲンカしていたカップルも、
美味しいものを目の前にしたら、
一時休戦!→仲直り ということが多いのではないでしょうか?
(ん?そうでもない人たちもいますか? 笑)
ほんと、その通りだ!
当時の私は、衝撃を受けたのでした。
以来、おいしいものはもとより、
他のことでも、五感に訴えるような、
無条件に笑顔になってしまう何かを
求めるようになったように思います。
おいしいものを食べたときのような
理屈抜きの笑顔。
私のおしゃべりでそんな笑顔になる人がいたら…。
レストランで出会った言葉は、
その後、自己紹介や
座右の銘を聞かれたときにも語ってきた、
私にとって大切な言葉になっています。
つまりは、
今の私の人生に直接的に影響を与えた
言葉でもあるのです。