こんにちは!
アナウンサーの確かな技術で、
あなたの想いを伝えるお手伝い。
話し方コンサルタントの島田枝里です。
前回投稿した
スピーチの記事をお読みくださった方から、
「とてもよく理解できます。」
「参考になります。」
「ちょうど講演をひかえているので、
原稿を書きかえてみます!」
といったご感想をいただきました。
また、
よくスピーチや講演をするという方も
お読み下さったようで、
「同じような方法を自分もしていて、
納得しながら読みました。」
といったご感想も。
皆様、本当にありがとうございます!
◎前回の記事 ・・・ スピーチが不自然になってしまう理由
共感された方が多いということは、
それだけスピーチに苦手意識や困難を感じて
苦労されている方が多いということではないでしょうか。
「同じような方法を自分もしている」という方も、
ご自分で様々な工夫をされて
困難を乗り越えられたからこそ、
納得できる部分が多かったに違いありません。
少しでも克服していただければと
願ってやみません。
ところで、
そんなご感想と合わせて、
実は
こんなことを話してくださった方がいらっしゃいます。
「とにかく頭が真っ白になってしまうんです。
それが怖くて、
やっぱりスピーチって本当にいやなんですよね・・・。」
この方のように、
以前人前で話す機会があったとき
頭が真っ白になってしまい恥をかいた。
だからもう二度と、
人前で話すことはしたくない!
そうおっしゃる方が
結構いらっしゃいます。
・頭が真っ白になり、
・言葉も出なければ、
・そこで全てが止まってしまい、
・恥をかいた。
日頃、ご相談に乗ったり
レッスンさせていただく方に伺うと、
ほぼ全員が、
一度はこのような経験があり、
中には
深い心の傷になっている方もいらっしゃいます。
でも、どうかご安心ください!
この『頭真っ白現象』。
ちゃんと克服する方法があるのです!
ちょっと難しい話になるかもしれませんが、
まずは、
克服法をさぐるためにも必要な
頭が真っ白になる仕組みを
ひも解いてみましょう。
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頭真っ白現象の正体は、
脳の酸欠状態と言えます。
脳の中には「扁桃体」
という部分があり、
主に一時的な感情の動き
=「情動」をつかさどっています。
それと同時に、
「記憶固定」を担う役割も持っています。
極度の緊張などのストレスにさらされると、
この扁桃体の活動が活発になるため、
血液が集中してきます。
すると、脳内で言葉を司る
大脳皮質の血液が不足し、
いわば酸欠状態になってしまうのです。
その結果として、
言葉が出てこない、
覚えてきたことが思い出せない
などの現象が出て、
よくいう、
“頭が真っ白”な状態が起きる訳なのです。
また、扁桃体の役割「記憶固定」が、
情動で印象に強く残るような出来事を
より強固に記憶させるため、
過去に、
「大勢の前で話して失敗した」
「恥をかいてしまった」など、
自分にとって恐怖を感じるほどの
マイナスな経験をしていると、
次に同じような場面に遭遇したとき、
悪いイメージとなってよみがえり、
自分で自分の心を締め付け、
ストレスや緊張につながっていきます。
これが、
『頭真っ白現象』の本質で、
その後の苦手意識や
恐怖感につながっていく原因です。
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この仕組みを知っていると、
頭が本当に真っ白になってしまう前に
対策を打つことができ、
あれだけ恐怖だった
頭真っ白現象からサヨナラすることができます!
長くなってしまいましたので、
今日はここまでにしますが、
次回は、
頭が真っ白になるのを
どうやって回避したらいいか。
私が実践している方法を交えて
お話しいたしますね!
一つずつ、
話すことへの苦手意識を
解消していきましょう!!
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