◆会社の人事異動がきっかけで、自分の苦手な仕事をしなくてはならないというのは、誰にも起こりうることです。特に、ある程度年齢を重ねてからですと、ストレスが大きく悩みも深くなります。Tさんもそんなお一人でした。話し方教室でどう変わったのかをお聞きしました。 40代 男性 営業職(石川県金沢市)
今からでも自分を成長させないといけないと思いました
島田:Tさんは、なぜ話し方教室に通おうと思ったのか、その理由からお聞かせください。
Tさん:勤めている会社がコロナにより法人営業を強化することになりまして、その部署に配属になったんです。
しかしながら、前職は、人と関わる仕事ではありましたが営業とは全く違う職種だったため、経験も自信もなく、電話営業や商談も苦痛でしかありませんでした。
さらに、自分はもともと声が小さくボソボソと喋るタイプなんですね。なので、このままでは仕事もうまくいかないしストレスも溜まるばかりで、どうしたものかと悩んでいました。
今後の人生をどう生きていきたいかも考えると、今からでも自分を成長させないといけないと思い、ネットで石川県内の話し方教室を検索したところ、島田先生の教室がヒットしました。
話し方にコンプレックスがあるからこそ、集団受講ではなく、マンツーマンで教えていただける方がいいだろうということで、まずはお試しレッスンを申し込んでみました。
島田:お問い合わせの段階から、話すことやコミュニケーションに関するたくさんのお悩みを書かれていましたので、これは相当苦しまれているのだろうと。それが最初の印象でした。
Tさん:実際そうでしたね。お試しレッスンでは、話し方の技術だけでなくメンタルの部分からもアプローチしていただけるとのことだったので、メンタルが弱いと自覚していたこともあって、本受講を決めました。
上達を邪魔する私の性格を、幾度となく指摘してもらいました
島田:受講してみていかがでしたか?特に印象に残っていることを教えてください。
Tさん:毎回いろいろなノウハウを教えていただきましたが、上達を邪魔する私の性格を幾度となく指摘してもらったことが、特に印象に残っています。
私は、問題や課題に対して「難しい」とか「ハードルが高い」と思う癖があるようでしたが、何度も指摘してもらったことで意識が変わったと思います。
お陰様で、今まで悩んでいたことも「大したことない、平気だ」と思えるようになり、自信がついたと感じています。
島田:言葉って不思議なんですよ。自分で「難しい」と言うと、本当にそうなってしまう。その言葉に思考が縛られてしまうんですね。完全なブレーキ、足かせになるのです。
ですから、「現状は出来ていないけれど、出来るためには何をしたらいいか?」という視点をどうしたら持てるのかをアドバイスさせていただいたんですが、そうそう、その時、Tさんの目の色が変わったんですよ!あの辺りから、上達のスピードが一気に上がったように思いますね。
レッスンプランを途中から変更。自分の商談スタイルが固まった!
島田:それに、Tさんの場合、石川県内では名の通った企業にお勤めなのに、社内で営業のノウハウが共有されていなくて、完全に個人の力量に任されていたということ、これは相当ハードだったろうと思います。それも踏まえて、途中からはレッスンプランを変更したりと工夫してみましたが、その点はいかがでしたか?
Tさん:それも大きかったですね。途中島田先生の判断で、レッスンプランを営業トークに役立つ内容に変えていただきました。そのことで、結果として曖昧だった自分の商談スタイルが固まり、不安で仕方なかった商談に、自信を持って臨んでいいんだなと思えるようになりました。
島田:本当によかったです!商談の時に何を、どの順番で伝えるべきかというところから見直したのが、うまくはまりましたよね。営業も、最終的には人と人との関係性で成り立ちますので、そこをどう会話しながら作っていくかが肝心なんです。そのお役に立ててよかったです。
自分の未来を信じて、一歩、踏み出しましょう
島田:これから話し方教室に行ってみようかと検討中の方に、何かアドバイスがあればお願いいたします。
Tさん:私も、これまで沢山の書籍を読んだり、関連する動画などで勉強し克服しようとしてきましたが、変わることが出来ませんでした。
今までの行動で成果が出ないのであれば、選択を変えなければいけません。
本気で悩み成長したいと思うなら、踏み出すしかないと思います。
島田先生は受講者に合ったプランで進めてくれます。マンツーマンならではです。
最後に、レッスンを毎回受けるだけでは上達しません。
課題に取り組み提出する、日頃から学んだことをアウトプットする。繰り返せば必ず状況は上向きます。続けることで自信もつきます。自分の未来を信じて一歩、踏み出しましょう。
島田:力強いメッセージを、ありがとうございました。これからますます、自信を持って営業活動に励まれることを願っています。
島田よりひとこと
Tさんは、いつもさりげなくおしゃれな服装で、人当たりもよく、外見からは話すことが苦手だと全く感じさせない人でした。そんな見た目と、過去に人と接する仕事をしてこられた経歴も相まって、法人営業という大きな仕事を任されたのだろうと思います。”その期待に応えなくては。でも自分は本当は営業なんてしたこともないのに…。”そんなプレッシャーで押しつぶされそうになっていました。人と話すときのスタンス、営業で何を、どう伝えるのかの整理、そして繰り返し話す練習を積んで、自信を付けていかれました。ラストスパートはお見事としか言いようがありません。これからは、習得したことの応用を、現場に合わせて繰り返すのみです。お互いの会社がウィンウィン(Win-Win)になる営業を、これからも続けていっていただければと思います。
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